故人の部屋をそのままにする問題点
故人の部屋をそのまま放置しておくと弊害があります。
遺品整理はそのために行うといった、現実的な理由があります。
今回は、放置しておくと発生する代表的な弊害を3つご紹介します。
遺品のトラブル
ここでは、さらに大きく2つに分けて紹介します。
・相続に関わるトラブル
遺品の中には金銭的な価値のあるものが含まれており、そういった遺品を相続する場合、基本的に相談税が発生します。そして相続税の申告には、期限が設けられていて、申告を怠ると延滞税などがかかります。
・故人に関わる費用の支払い
故人が生前に契約していたサービスなどを知らずに放置をしていると、料金が発生して、請求金額が多額になるケースがあります。水道光熱費や賃貸住宅の場合は家賃、それから現代では月額課金制で自動更新のネット上のサービスもたくさんあります。一つひとつは少額でも、月を重ねたり契約数が多かったりする場合は、気付いた時には大金になることもあります。
火災や害虫の発生リスク
遺品を放置している家や部屋は窓やドアを閉め切っているケースが多く、害虫が発生するリスクがあります。特にゴミ屋敷となってしまっている場合は、発生しやすい環境になってしまっていて危険です。
また、ゴミやホコリが溜まってしまうため、火災に発展するケースもあります。
害虫の発生や火災への発展は、近隣住民とのトラブルにも繋がります。
防犯上の問題
人の住んでいる気配がしない家などは、空き巣や放火などのターゲットにされることがあります。家の窓や設備を破壊されたり、大切な遺品や高価なものを盗まれたり、燃やされたりと、犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。
また、防犯とは少し異なりますが長期間放置をすることで「特定空き家」に認定される可能性も出てきます。「特定空き家」に認定されると、罰則として最大6倍の固定資産税がかかる場合があり、それを無視すると、最大50万円の罰金が科せられることもあります。
トラブルを回避するために
大切な家族がなくなり精神的に辛かったり、時間が確保出来なかったりと、遺品整理をなかなか始められないこともあるでしょう。しかし、放置をすることで発生するトラブルがいくつもあり、実際にトラブルになってしまうと、余計な出費が増えるだけでなく、場合によっては他の遺族の方や近隣住民の方との人間関係への影響にすることもあります。
弊社では、遺族の方に寄り添い、丁寧に作業させていただきます。
遺品整理を放置せず、トラブルを回避しましょう!
大阪・兵庫での遺品整理は、ぜひ TowaMemories にお任せください。